2016-7-2 地球環境

原則的に大気エアロゾルとは地球上で気体に浮かぶ微量な粒子で、大気中に科学物質が溶け込んで、例えば風などにのって飛散することこそが性質だと考えられますが、日増しに被害が拡大しています。重金属粒子やディーゼル黒煙、たばこの煙やアスベスト粒子、そして放射性粒子が大気に溶け込み大気エアロゾルとなります。 もはや国内でこれだけたくさん噂の的になっている理由は、中国で発生したPM2.5や黄砂が大気に溶け込み有害な大気エアロゾルとなり、さらに勢力を拡大し偏西風に乗り日本まで飛散することで環境問題となっているからです。PM2.5の情報は天気予報と同じく連日予報が出ているのが事の重大さを物語っています。これらの有毒廃棄物の処理も含めて、今後の地球において何が肝心なのか、議論することは他人事ではないでしょう。

 

不思議ですが、例を挙げると生活でよく利用するところのけいこう灯や乾電池、体温計などは、水銀を利用して生産され、私どもの身近で実際は使われています。いわゆる産業廃棄物の中で、毒物垂れ流し事件で有名なのは、世の中を震撼させた熊本水俣病とも呼ばれる公害病で、四大公害病にも数えられ、1950年代に熊本県水俣市で発生が確認されました。水俣病は、チッソの水俣工場が無造作に廃棄していた有機水銀が原因で、 自然界でおなじみの食物連鎖の中で有機水銀が蓄積され、その魚介類を食事した人やその幼い子供たちが先天性の症状を生じさせました。有機水銀と言われるメチル水銀は、主に脳や神経を侵し、症状には手足のしびれ、感覚や言語の障害、聴力や歩行の障害、などが多数あり死亡する場合もあり、 水俣病に認定された患者の数は約2000人以上で、雑誌で取り上げられた国や企業から一時金が支払われた人の数は約10000人以上となっています。

 

注目を集めた現在の水俣湾の魚介類は今では国の基準以下となりましたが、尋常じゃないことに他の海に比べ水銀の値は約60年経っても今だ高目となっていて、これを教訓に二度と世界で起こしてはいけない事件の一つと言って構いませんが、水銀汚染による健康被害が、それでもなお、中国の松花江やカナダでも報告されています。ですから、電池などは、きちんとゴミの分別で、リサイクルへ回さないとならない有害なゴミになります。

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